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HIV・エイズ

感染したらどうなるの?

感染後のプロセス

感染=エイズではない

感染したからといって、すぐにエイズになる訳ではありません。

HIVに感染すると、感染初期症状、無症候期、エイズ発症という経過をたどります。

感染初期
HIVウイルス

数日の潜伏期間を経て約2週間から6週間のうちにHIVは急激に増殖します。そのため人によって違いはありますが、発熱、喉の痛み、赤い発疹、筋肉痛などインフルエンザのような症状が出る場合がありますが、何もしなくても数週間で消えます。

風邪や過労だと思ったり、症状が消えたので治ったと感じて放置してしまうことが少なくありません。感染の心当たりがある場合には、保健所などに相談することをオススメします。

無症候期
増殖

感染初期の症状が消えると、数年から約10年ほど続く無症候期に入ります。

その名の通りなんの症状も出ないので感染に気づかずに過ごす人がほとんどですが、HIVは毎日100億個くらい増殖し、免疫機能を壊し続けています。

セックス

そのため、自分の知らないうちに他の人に感染させてしまっていることもあるのです。

エイズ発症
発症

免疫機能の破壊が進むと免疫力はだんだん低下し、やがて健康体であれば何の問題も起こさないような微弱なカビや細菌などにも対応できなくなり感染症を起こしてしまうようになります。周りの様子を見て活発化することからこの感染症を、日和見感染症といいます。

たくさんある日和見感染症のうち、エイズ特有の代表的なものが23種類あり、このどれかを発症した時点でエイズ発症と診断されます。

いきなりエイズ
救急車

エイズを発症して初めて感染が分かることを、あまりいい言葉ではありませんが「いきなりエイズ」と呼んだりします。

最近はこの「いきなりエイズ」の例がHIV感染者全体の約3割を占め、重篤な状態で分かる例も増加傾向です。

エイズを発症して未治療の場合、余命は2〜3年と言われています。

エイズを発症してからの治療もある程度は功を奏しますが、その効果は発症前と比較して明らかに劣るそうです。

また、エイズを発症すると入院治療が必要になる場合も多く、家族や友人、学校や職場に感染を秘密にしておく事も難しくなってきます。

発病しないうちに感染が分かれば、最適な治療を受けることもでき、生活を変える必要もなく、個人の秘密も守られるので、定期的な検査をオススメしています。