HACOイベント

ウクライナのHIV陽性者医療支援募金

HACOでは、大変な危機に陥っているウクライナのHIV陽性者やその家族へ医療支援のための募金活動に協力しています。

ウクライナのHIV陽性者医療支援募金のポスター画像
募金箱の写真

ウクライナは、2019年のHIV陽性者推定数が約25万人を超え、約1万6千人が同年新たにHIV感染を診断され、約3千人のHIV関連死も報告された、東欧・中央アジア地域でもっともHIVが流行している地域です。そのウクライナでのHIV/AIDSケアが戦争によって危機に瀕しています。

HIV感染症は、毎日抗HIV薬を服用することでウイルスの活動を抑制し、健康を保つことができます。

しかし、薬の服用ができなくなると、HIVは再び活動を開始して人の免疫を破壊していきます。また、薬剤耐性を持ってしまうこともあり、治療はより困難になり、やがてはAIDSを発症し、多くは死に至ります。

欧州エイズ学会(EACS)では、ウクライナとヨーロッパ全域の医療従事者、製薬会社、非政府組織などが協力し、HIVと共に生きる人々とその家族が確実に医療支援を受けられるよう活動しています。

集まった募金は、HACOの母体の認定NPO法人・魅惑的倶楽部(エキゾチッククラブ)を通して欧州エイズ学会(EACS)へ送られ、戦火を逃れて国外へ避難したHIV陽性者、国内に残るHIV陽性者の緊急の医療ニーズの支援に使われます。

1人でも多くのHIV陽性者の命を守るため、皆様のご協力をお願いします。