それじゃぁ、今回は保健所でのHIV検査の流れなどを説明しよう！

保健所によって多少の違いはあるかもしれないけど、基本的には全国どこの保健所でも同じような流れと思ってOKね！

まず、保健所によっては予約が必要な場合があるから、まずは予約する場合ね！

多くの保健所はHIVの電話相談の番号にかけたらOKだけど、中には予約専用の番号があったりするか注意ね。

そんなことは言わなくても大丈夫よ！

電話予約のときには、どの日の検査に行きたいか伝えたらいいだけ。

保健所の検査は匿名だから、名前を言う必要もないからね！

もし聞かれるとしたら、性別と年齢くらいかな？

ゲイバーじゃないんだから！

希望した日のHIV検査が可能だったら、予約番号を教えてくれるから、必ずメモして忘れないようにね！

HIV検査の当日にこの番号が分からないと、受け付けてもらえないかもしれないから、大事にね！

新型コロナの流行の影響で、保健所のHIV検査のスケジュールが変更になったり中止になったりすることもあるから、予約制じゃなくても電話などで確認するといいね！

保健所に到着したら、まず受付でHIVの検査を受けに来たことを伝えよう。

予約制の保健所だったら、いっしょに予約番号も伝えようね。

予約無しでOKの場合だと、そこで受付番号票を渡してもらえるよ。
その番号が、その日のケンちゃんの名前代わりね！

あと、受付で検査申込書や問診票など、検査に必要な書類が渡されるから、待合スペースで記入しながら番号を呼ばれるのを待とう。

番号が呼ばれたら、個室で問診ね。

問診というより、検査の説明って言ったほうが正しいかもね。

これから受けるHIV検査の目的や内容とか、検査結果の意味の説明とかね。

プライバシーに関わるようなことは、聞かないから安心して！

ここで、HIVや性感染症について不安に思っていることや、セーファーセックスで疑問に思っていることとか、何でも聞いてみよう！

担当している保険医さんや看護師さんは、相談の専門家！

これまでに何百人もゲイの人の質問にも答えているし、職業的に秘密は守ってくれるし、もちろん偏見なんて持ってないプロだから、安心して聞いてみよう！

問診が済んだら、いよいよ採血ね！

採血量は約5ccほどね。

通常検査は、これでおしまい！

通常検査は、検査申込書の控えを渡してもらっているはずだから、忘れないようにね！
これがないと、結果説明を受けられなくなってしまうからね！

即日検査は、結果が出るまで約1時間くらいかかるから、保健所内で待って、必ず聞いて帰るようにね！

即日検査は、番号を呼ばれたら案内に従って説明する場所へ。

通常検査は、必ず指定された日に、検査申込書の控えを持って、結果を聞きに行くようにね！

HIVの検査結果は、直接本人にだけにしか伝えることができないんだ。

だから、電話だと本人確認ができないから無理なんだ。

そのとおり！

検査の流れのおさらいね！

まずは通常検査の場合ね！

次に、即日検査の場合ね！